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2014/03/29

Boom Beachインプレ


クラッシュオブクラン(CoC)のSuper Cellからソーシャルゲーム第3弾が正式リリースされました。見た目がCoCそっくりな為、リソースの再利用作品という印象を受けましたがそこはSuper Cell、プレイしてみると意欲的な変更が多数加えられていてなかなか新鮮に遊べました。





しばらく遊んで気付いたのは、CoCよりずいぶん遊びやすくなったなということです。前作は戦闘の度に部隊を編成し直すという要素や、複数の建築物を再配置するという手間が継続して遊ぶ上での弊害になっていましたが、ユニットの生き残り、壁を並べる必要がなくなった、という変更で遊びやすくなりました。そういった部分を見逃さず改変してくるのはさすがですね。防御側有利だったバランスを見直して、もっと攻撃に専念してもらおうという意味合いもあるのかもしれません。プレイヤーにとっても防衛するよりも攻撃する方が楽しいですからね。


戦闘はCoCと似ていますが、艦砲射撃で援護したり、攻撃目標が指定可能になったり、最初からプレイヤーが介入できる手段が増えています。回数制限はありますが、途中で目標を変更出来るというだけで戦術の幅がかなり広がります。攻撃する順番を考えて段階的に攻略してく感じが前作より色濃く現れていてとても良くなったと思います。他のクローン作品も目を引く要素を追加するだけではなく、こういうちょっとした変更でプレイ印象が良くなるということに気付いて欲しいものですね。


前作CoCと比べて一番大きな違いといえるのが、シングルプレイとマルチプレイの区別がなくなったことでしょう。マップ上の雲をオープンすることでCOMやプレイヤーの新しい小島が現れます。プレイヤーの戦える場所はこの範囲が全てで、何度も戦えるわけではありません。前回に比べてマルチプレイ要素がかなり抑えられているようです。島に攻撃して基地を破壊すると、その島はだれの占領下でもなくなるのですが、例外なのがリソースベースという島です。占領した状態を維持するで資源を供給してもらうことが可能です。しかし建物を建てたりアップグレードすることが出来ないので、中途半端さを感じてしまいます。

将来的なアップデートによって、前線基地なども作れるようになるかもしれません。島である必然性や今回のテーマなんかを考えると、そういった方向性も考慮されていたはずです。そうなってくるとリソースベースの奪い合いやクラン同士の争いも白熱したものになりそうです。今のところまだ課金するほどハマる要素は見られませんが、今後の展開次第ではリメイクを超えた作品として評価される気がします。

Boom Beach  開発: Super Cell 無料


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